ダイエット中でも、甘くておいしいアイスを食べたいと思う人は多いのではないでしょうか。アイス=太るというイメージを持っている方も多いと思いますが、ダイエット中でも、カロリーや食べ方に気をつければ、アイスを楽しむことは可能です。
そこで本記事では、ダイエット中でも食べられるアイスの特徴やダイエット中に気をつけたいアイスの食べ方を解説します。コンビニで買えるおすすめのアイス5選も紹介するので、ダイエット中でも、アイスを食べたい!と思っている方はぜひ参考にしてください。
アイスの種類
アイスには、乳脂肪分や乳固形分の比率によって氷菓、ラクトアイス、アイスミルク、アイスクリームの4種類に分かれています。
4種類のうちどの種類なのかは、アイスのパッケージの「種類別」という表記をみてみましょう。以下では、種類ごとの特徴について詳しく解説します。
氷菓
氷菓は、低脂質で低カロリーです。シャリシャリとした舌触りで、さっぱりとした味わいが特徴です。かき氷やシャーベット、アイスキャンディ等が氷菓に該当します。他のアイスよりも低カロリーで脂質も少ない反面、さっぱりした味わいで濃厚さはあまり感じません。
ラクトアイス
ラクトアイスは、乳固形分が3.0%以上含まれているアイスで乳脂肪分の基準はありません。さっぱりとした味わいのものが多くシャリシャリとした食感のアイスもあります。
しかし、乳脂肪分の代わりに、コクや舌触り等を補うために植物油脂が使用されることも多く、カロリーや脂肪分が高くなりがちです。
アイスミルク
アイスミルクは、乳固形分が10%、乳脂肪分が3.0%以上のアイスのことをいいます。アイスクリームよりもややあっさりしていますが、牛乳と同程度の栄養があります。
濃厚な味わいではありますが、さっぱりした後口も楽しめるのが特徴です。乳脂肪分が少ないのを補うため、植物油脂が使用されることもあります。
アイスクリーム
アイスクリームは、乳脂肪分が8.0%、乳固形分が15%以上のアイスをいいます。脂肪分が多いため、濃厚でまろやかな味わいが特徴です。ミルクの風味も楽しめます。
アイスの種類別のカロリー
先ほど紹介した4種類のアイスのカロリーを以下でまとめました。乳脂肪分が低いほど、カロリーが低いのが特徴です。
アイスの種類 | カロリー |
氷菓(糖質:16.9g 脂質:0.0g) | 64kcal |
ラクトアイス(普通脂肪、13.6%) (低脂肪、2.0%) (乳脂肪5.6%) | 224kcal 108kcal 146kcal |
アイスミルク(乳脂肪6.4%) | 167kcal |
アイスクリーム(高脂肪、乳脂肪12%) (普通脂肪、乳脂肪8.0%) | 212kcal 180kcal |
ダイエット中にアイスを購入する際の参考にしてください。
ダイエット中のアイスの選び方
ダイエット中だからといって、アイスを我慢していてはモチベーションが下がってしまいます。食べ過ぎは避けなければいけませんが、アイスの種類を選べばそれほど心配する必要はありません。
以下では、ダイエット中のアイスの選び方をご紹介します。
太りやすいアイスの特徴
太りやすいアイスの基本は「糖質」と「脂質」を多く含むアイスです。また、風味のために使用される「植物性油脂」の使用量が多いアイスも太りやすいと言えます。
アイスの種類でいうと、「アイスクリーム」や「ラクトアイス」は植物性油脂が多く使用されている場合が多いため、太りやすいアイスといえます。
太りにくいアイスの特徴
太りにくいアイスは、脂質がほとんど使用されておらず、カロリーも低い「氷菓」です。ただし、氷菓には血糖値を上げやすい「砂糖」が多く含まれていることもあるので食べ過ぎには注意しましょう。
さっぱりした味わいのものが多いので、冷たいものが食べたくなったときや少しの量で満足したいときにおすすめです。
ダイエット中に気をつけたいアイスの食べ方
ダイエット中に気をつけたいアイスの食べ方は以下4つのポイントに注意しましょう。
- 食べすぎないようにする
- 空腹の状態で食べないようにする
- 食べる時間帯に気をつける
- 原材料や栄養素を把握する
ダイエット中のアイスと上手く付き合うことで、ダイエットを妨げず、ストレスなくダイエットを続けることができます。
食べすぎないようにする
どれだけカロリーが低いアイスや脂質が少ないアイスでも食べ過ぎるとよくないのは当たり前のことです。アイスを食べ過ぎると、カロリーや脂質を過剰摂取してしまうため、ダイエットの妨げになります。
食べ過ぎを防ぐには、ファミリーパックのように小分けになっているものや容量の少ないものを選ぶようにしましょう。
空腹の状態で食べないようにする
空腹の状態で甘いアイスを食べると、血糖値が急上昇してしまいます。そのため、血糖値が急上昇すると、脂肪を蓄えてしまう原因になるので避けましょう。
食事で緩やかに血糖値をあげてからアイスを食べるようにすれば、空腹の状態で食べるより太りにくくなります。「アイスは食後に食べる」などと自分のルールを作るのもおすすめです。
食べる時間帯に気をつける
アイスを食べるのに一番適している時間は15時~18時です。
この時間帯が1日の中で最も太りにくい時間といわれています。なぜなら、この時間帯が1日のうちで最も気温が高く代謝のいい時間帯だからです。
代謝が良い時間にアイスを食べることで、エネルギーに変換されやすく太りにくい効果が期待できます。お風呂上がりの就寝前にアイスを食べてしまうという人も多いかもしれませんが、夜遅くのアイスは、内臓機能の低下、血行不良にもつながるため、ダイエットの妨げになるので注意しましょう。
原材料や栄養素を把握する
アイスで太りたくないのなら、アイスを買う前にパッケージに記載されている成分表をチェックする習慣をつけましょう。ダイエット中の理想は、100kcal以下のものを目安にするのがおすすめです。
人によって、違いがあると思いますので「脂質制限」をしている場合は「脂質が5g以下のもの」、「糖質制限」をしている場合は「糖質が10g以下のもの」を選ぶとよいでしょう。
コンビニで買えるオススメのアイス5選
ここからは、コンビニで買えるオススメのアイス5選を紹介します。おすすめの5選は以下のアイスです。
- ガリガリ君
- アイスの実
- パピコ
- シャトレーゼ
- SUNAOシリーズ
それぞれのカロリーや糖質・脂質についても紹介するので、読み進めながら参考にしてみてください。
ガリガリ君
氷菓の中でも有名なガリガリ君は、カロリーが64kcalとダイエット中でもあまりカロリーを気にする必要はありません。また、カロリーが低いだけでなく、糖質・脂質も低めなので太りにくいアイスです。
ダイエット中に、冷たくてさっぱりした後口のアイスが食べたくなったときにはおすすめのアイスです。
カロリー | 64kcal |
糖質 | 16.9g |
脂質 | 0.0g |
アイスの実
アイスの実のカロリーは、110kcalなので食べ過ぎには注意したいアイスです。しかし、一袋の中に、小さなアイスがたくさん入っているので小分けにして食べやすいアイスでもあります。
フルーツの味をダイレクトに味わえるので、少量でも満足できる商品です。そのため、少しずつ食べることで、カロリーや糖質は抑えられます。
カロリー | 110kcal |
糖質 | 23.3g |
脂質 | 1.2g |
パピコ
パピコは、87kcalですが一袋に2本入っているのでアイスの実のように小分けにして食べられます。1本で我慢できれば糖質も抑えられます。
カロリーは、そこまで低いわけではなく、普通のアイスと比べると少なく感じるかもしれませんが1本でも十分満足できるのでおすすめです。
カロリー | 87kca |
糖質 | 13.4g |
脂質 | 2.9g |
シャトレーゼ
シャトレーゼの糖質70%カットチョコは、76kcalとカロリーは抑えられています。カロリーは抑えられているのに、意外と大きく食べるとかなり満足感があります。
糖質と脂質も低いため、ダイエット中には優秀なアイスと言えるでしょう。チョコレートの甘みはしっかり感じることができるため、物足りなさは感じないアイスです。
カロリー | 76kcal |
糖質 | 5.8g |
脂質 | 3.8g |
SUNAOシリーズ
SUNAOシリーズは80kcalで、ダイエット中でも安心して食べられる低カロリーのアイスです。糖質と脂質もかなり低いのが特徴です。
また、SUNAOの容量はパピコの1.5倍ですので満足感もしっかり得られます。それだけでなく、SUNAOシリーズはとうもろこし由来の食物繊維などを使うことで食物繊維量が豊富に含まれているのも特徴です。
カロリー | 80kcal |
糖質 | 5.8g |
脂質 | 5.7g |
ダイエット中のアイスは選び方と食べ方に気をつけよう
ダイエット中には甘い物を我慢して頑張っている人も多いかもしれません。しかし、この我慢がストレスになってしまっては、ダイエットを続けにくくなってしまいます。ダイエット中でもアイスの選び方や食べ方に注意すれば、楽しみながらダイエットを進められます。
しかし、日頃の食事がダイエットに適しているのか、本当にアイスを食べても妨げにならないのか不安な人も多いのではないでしょうか、
そんな方には、ダイエット中の食事指導が受けられるWILLパーソナルジムの利用がおすすめです。栄養士の資格を持ったプロの目線で、食事指導を実施します。
食事指導の内容は知識としてダイエット後の食事にも生かすことができるため、リバウンドしにくいという魅力もあります。
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